そう、お漏らしをするぐらいのあがり症の
息子にとって試合は、地獄そのもの・・・
審判や観客の前でそれも、
1人っきりで形なんか演武しなくてはいけないわけだから、
それはもう大変・・・
大体、試合というのは、午前中に形試合、そして午後に組手試合となっている。
組手を先にやってしますと、ケガ等で形の演武出来ない可能性があるため
形競技を、先に行うのです。
息子が演武する順番になり名前を呼ばれる。
「ゼッケン●●番 ●●選手!!」
息子 「・・・ハイ!!」
コートの真ん中で一礼する。
演武が始まり、息を呑んで見守る私・・・
「あれっっ!」私は驚いてしまった。
そうなんです。緊張なんか微塵も見せず、
堂々と形を演武する息子の姿がそこにあったのです。
今まで見たことのない、気迫を感じました。
見事、予選を突破した息子!
今度は、決勝戦・・・
続きはまた今度・・・